新宿の”MBA社労士” みらいの経営

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 講演:すごい求人票の作り方

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騙されて宅建。翌年も騙されて行政書士。

前年、上司に騙されてとった宅建。翌年もまた騙されて、行政書士を受験。


【行政書士】

最近は行政書士も人気がある。6万人も受験者がいて合格者は5千人以上。
平成3年当時の受験者は平成26年の半分に満たず、合格者も3千人。


青森県は14名
当時、我が青森県からの合格者はわずかに14名。少ないだけに目立つ。
合格発表の日、地元紙の夕刊に掲載され親戚からも祝福された。
今のところ、新聞に名前が載ったのは後にも先にもこれだけ。


やっぱり融資担当やりたい
前年、支店長に騙されて宅建をとったが念願の融資担当はお預け。
3月の定期異動、4月の担当替えでも訴えたが、やはりダメ。


怒りにまかせて支店長にぶつける。
「支店長、約束通り、宅建とったのに融資がだめ。オレ、どうすんですか。」

あー言えばこうくる。
「いいか、悪いけど融資はなぁ、お前が考えてるほど甘いもんではないぞ。」
「登記簿謄本が読める宅建程度じゃ無理。売買契約とか法律知識、お前ある?」


それでもしつこく食い下がる
「そんなの弁護士でもとれってこと?そんな奴、コネでここに入りますか?」

またもや適当な返し
「そうだなぁ。司法書士はあり得ないけど、行政書士でもとったらなぁ。」

「ホントですね。じゃぁオレその資格とりますよ。今度は絶対ですよ。」


言質をとった(つもり)
「宅建・行政書士ダブル?そんなの法学部出ないとムリ。逆立ちしてもムリ。」
「万一、受かっちゃったら総務部長なんて飛ばして、理事長に掛け合うよ。」


というわけで、前年の宅建に続いて行政書士試験にチャレンジ。
前年の宅建知識と勉強癖が役立ったのか、自分でも意外。合格した。

が、結局、翌年も融資担当には就けなかった。
またも支店長に詰め寄るが、今度も「大人の事情だ」と圧殺された。


勤続10年の節目。さすがに我慢の限界。
大東建託からのスカウトもあったので「辞めてやるぅ。」と宣言。
辞めるとなったとたん、本部から総務部長、果ては理事長まで説得に来た。


がしかし、騙されてとったこの行政書士。瓢箪からコマだった。
後に社労士の受験資格として重宝し、総務課長になってからも役に立った。


10年間も大人の事情を抱えていた労金、口先支店長にマジでありがとうだ!